サークル内企画【テラスタル最強決定戦】

【テラスタル最強決定戦】

こんにちは! アデムです。今回はサークル内企画【テラスタル最強決定戦】の第1回(ノーマルタイプ)を行いましたので、自分の事前考察と結果を書いていきたいと思います!よかったら読んでいってください!

・テラスタル最強決定戦とは?

・ルール

・企画全体の考察

・第1回(ノーマルタイプ)の考察

・使用ポケモン

・第一回全体感想

 

 テラスタル最強決定戦とは?

そもそも、ラスタル最強決定戦とはなんぞや?というところから説明したいと思います!

ラスタル最強決定戦とは、決められたテラスタイプになったポケモンの中で、最強なのはどのポケモンなのか?ということを決める、1on1大会です!テラスタイプは19タイプあるので(ステラ含む)、第19回まで行う予定です。記念すべき第1回目のテラスタイプはノーマルタイプでした>

ルール

  • 参加者は必ず、手持ちを1体にしなければならない。
  • 参加するポケモンは必ず、指定されたテラスタイプにしなければならない。(例:第1回に出場するポケモンは必ずノーマルテラスにしなければならない。)
  • 1ターン目にテラスタルをしなければならない。
  • 参加できるポケモン:レギュレーションHに参加可能なポケモン(ガチグマ(アカツキ)を除く)

第一回では、1ターン目にテラスタルを忘れる事案が続出しましたが、参加される方は気をつけてください。参加できるポケモンの制限は育成難易度のためです。(レギュFとかだとラブトロスとか使いにくいしね...)

 企画全体での考察(自分の考え方)

この企画での戦い方として

  1. 変化技で相手の行動を縛る。
  2. 相手を一撃(+先制技)で倒す。
  3. 耐久の高いポケモンで無理やり積んで詰ませを狙う。

の3つに大まかに分かれると思います。他の1on1大会のルールと異なり、簡単に弱点をつけるため、相手を攻撃するという行為が強くなっています。(1on1で強い戦術であるほろびのうた等は使いにくい)

この3つのうち、強いポケモンを考えやすいのは1の変化技でしょう。(他の1on1とやることが変わらないため)。ただし、攻めポケモンの技スペースが余りやすい(挑発等が入りやすい)、また相手から大ダメージを受けやすいことから、相手の割り切ってる行動が普段の1on1よりも多くなるでしょう。

2の相手に素直に攻撃するというのがオーソドックスになると考えられます。しかし、強いポケモンがわかりやすいが故に、考察段階で強いポケモンに対して、どうすれば対応範囲を広げられるかを考えるのが難しいです。(最大値を取れれば勝ちやすいが、そこに辿り着けなければ中途半端になり、半分も勝てないという結果になるかも)

攻撃する際に強く攻撃するためには、

  • 指定されたテラスが一致テラスになる
  • 指定されたテラスに対して抜群を一致技で取れる

のどちらかが大事であり、またこの条件に当てはまる先制技を覚えればなお良い。

3の無理やり詰ませはかなり環境に噛み合わないと難しいと思う。両受けして詰ませるのがかなりの火力で攻撃される以上難しいので、物理か特殊か割り切る、または数値で受ける以外の対処法を考えなければいけない。

 第一回(ノーマルタイプ)の考察

上にあげた全体考察をもとに第一回の考察を考えていきたいと思います。

素直に攻撃するのが強そうなポケモン

ノーマルタイプの中で一番強い先制技である神速をつかえる。また、マルチスケイルによって行動保証がある。

  • オオニューラ

高い素早さからタイプ一致のインファイトを使える。また、ねこだまし、フェイントといった先制技によって相手の行動保証に対しても強い。

加速しながら、相手の弱点をつける。はやてがえしによって相手の先制技に対しても強い。

  • イエッサン

相手の先制技に対するメタ。また、半減されないサイコフィールドワイドフォースが強い。

  • イッカネズミ

ねずみざんで全てを破壊してくるやべーやつ。ただし、もちものはレンズ固定か。

この辺りのポケモンが強いと考察されたので、この辺りに強いポケモンを考えた。また、事前考察より、ノーマル、格闘タイプの技が強いと考えており、どちらも物理技に強い技が多いので、物理のポケモンを対策することにしました。しかし、オオニューラのインファイト×2に対して、勝つのがかなり難しいと思ったので、特殊方面は切り気味になりました。というかガン切り。

 

  使用したポケモン

 

ヒスイウインディ(いかく)@オボンのみ

H180/A36/B212↑/D4/S76

技:ニトロチャージ/インファイト/鬼火/あさのひざし

意地オオニューラの猫騙し+インファ+火傷インファを99%耐え

vsオオニューラ/カイリュー/ネズミ やけどにして、ひざしで粘ってからインファで勝ち。

vsイエッサン 襷しか持てないと思ったので、ニトチャ→インファで勝ち。

vsバシャーモ

物理ならかち。特殊なら負け。

と想定したポケモンに対してはかなり勝てるので、(見た目もいいので)連れていきました。

 

他の参加者の使ったポケモン(自分の感想あり)

図太いHB持久力ブリジュラス@オボン 技:ボディプレス/はどうだん/ねごと

ねごとをいれることであくびを対策出来るえらいポケモン。持久力で物理勢に強い。

慎重HBチャオブー@輝石

技:あくび/まもる/きあいパンチ/ふいうち

イエッサンのワイドフォース耐え/イッカネズミのネズミ斬耐え

選出画面で一番驚いた。襷のあくび勢に強いらしい。真面目に考察してチャオブーが出てくるのだから驚きである。

やんちゃACバシャーモ@タスキ

技:はやてがえし/しんくうは/にどげり/はどうだん

よくいそうなバシャーモ。(この使用者にしては普通のポケモン持ってきたな...。)ただし、波動弾があったので普通に負け。

HBクエスパトラ@ヨプ

技:ルミナコリジョン/はかいこうせん/まもる/フェザーダンス

1on1に強そうなクエスパトラ。他のタイプで流用しても強そう。あくびが多かったのがちょっと逆風だったか。

👑控えめHBCニンフィア@ゴツゴツメット

はかいこうせん/ハイパーボイス/あくび/まもる

優勝したニンフィア。物理に弱くなく、1on1に強い欠伸守のハッピーセット。他の参加者が初手フルパワーインファイト打たない読みだったらしい。

HBDハルクジラ@レンブのみ

ばかぢから/こおりのつぶて/あくび/まもる

特殊にも勝てるハルクジラ。はらだいこを警戒させられて行動を歪ませられるかも?

図太いBSぼうだんブリガロン@オボンのみ

ニードルガード/ローキック/こうごうせい/ビルドアップ

ぼうだんできあいだま/はどうだんをカットしつつ、物理を積ませられるのが本当に偉い。見た中で一番感動した。オオニューラにもニドガ→ローキックでおそらく勝てるっぽいし賢いなと思いました。

コオリッポ

はらだいこ/つららばり/きしかいせい/???

物理技に強いコオリッポ。

 第一回全体感想

  • あくび、まもるが多い。→ちょうはつなどは打ちにくいとみんな思っている?
  • 攻撃技+ちょうはつみたいなポケモンがいない。相手の先制技対策のはやてがえしみたいなことまで考えると意外と技スペースない?
  • 受け思考の人が多め?みんな環境読みして物理をメタっている。
  • 一致テラスより抜群技の方が対策されがち?
  • 眼鏡、鉢巻のような自分の制限する持ち物は切られがち?(適応力スカーフポリ乙とかの超火力も)
  • ヤミラミのアンコール金縛りを切っている人が多い。(違えっさんが強そうだからか?)

第二回はフェアリーテラスで行います(明後日)。サーフゴー、ブリジュラス、オオニューラが強そうですが、自分はあの輪っかポケモンが机上論めっちゃ強くて対策するか使うか考察中です。

みなさんもぜひ参加するorやってみてください!

【シーズン21 最高レート204X】環境適応チオンダイナ

こんにちは!アデムです。今回は初めてレート2000を達成した(最終的には溶けましたが)ので、記念に記事を書いたので、よかったら呼んでいってください!

・構築経緯(考え方)

・レンタル

・使用ポケモン

  ・ムゲンダイナ

  ・メタモン

  ・チオンジェン

  ・水ウーラオス

  ・パオジアン

  ・ハッサム

・選出

・きつかったポケモン

・最後に

 

 

構築経緯(考え方)

高速伝説(ミラコラ黒バドザシアン)が耐久を振るためにSを下げているケースが多かったため、遅いミラコラを抜けること、有利対面を取った時にパワーを押し付けやすく、また相手の型誤認を狙えること、を評価してS振り眼鏡ムゲンダイナを軸ととした。また、試合のテンポをとりやすく、数的優位を取った時のTOD勝ちができ、ムゲンダイナの苦手な黒バドに有利目な残飯チオンジェンを採用した。

ここまでで、相手のカミ、パオが重かったので、そこに有利な鉢巻ハッサムスカーフ水ウーラを採用した。

また、ミライドンへの切り返し、ルギアへの崩しとして、AD振り珠剣舞パオジアンを採用した。

最後にここまでで重い黒バド、ザシアンに対して、強い顔をしているメタモンを入れて完成とした。

コライドンが打ち分けられる時はダイナで上を撮れていると考えて立ち回っていた。

チオンジェンのフェアリーテラス+ムゲンダイナにより、コライドンのウェポンであるほのお、ドラゴン、かくとう、(でんき)の一貫を切れる。

使用ポケモン

ムゲンダイナ@こだわりメガネ

テラスタイプ:ほのお

223(60)-*-116(4)-211(212)-116(4)-179(228)

ダイマックスほう/ヘドロウェーブ/りゅうせいぐん/かえんほうしゃ

S:最速110族抜き(遅いミラコラを抜ける)

H:16n-1

C:HBホウオウをほぼダイマックス砲でほぼ2発で倒せる

相手のS数値の確認による試合プランの立て方を考えたり、相手の初手の型誤認による初手の大きなアドバンテージを狙う。相手の初手がグライオンであったり、キラフロルであったりすると何もできずに倒れていくことも多かった。

タイプが優秀でウーラオスに強くまたそこから受け出し不可能な火力を与えられるため、1ターンの有利対面で試合を決定づけられることもしばしば。またフェアリータイプと合わせてコライドンのメインウェポン(ほのお、ドラゴン、かくとう)の一貫を切れるため、裏のチオンジェンと合わせてサイクルを形成していた。

メタモン@きあいのタスキ

テラスタイプ:ノーマル

155(252)-*-*-*-*-*

へんしん

H:極振り

構築単位で面倒臭いザシアンに対して選出するポケモン、また相手の眼鏡バドのゴテラを切らせにくくする顔枠で採用した。ムゲンダイナはエスパー技orゴテラ眼鏡アスビ以外は耐えるので、ムゲンダイナの初手出しを安定させるポケモンであった。ザシアン軸が相手をしててステロを撒かれなかったので、襷は腐ることがなく、スカーフより打ち分けできることのメリットの方が大きかった。テラスタルは黒バド意識でノーマルだったが、一度も使うことがなかったので、ザシアンがテラバもちの場合に強く使えるテラスでもよかったかなと思う。

チオンジェン@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

192(252)-*-152(252)-*-171(4)-90

やどりぎ/イカサマ/みがわり/まもる

HB:

A238白バドのブリザードランス確定耐え(~98.0%)

A185(無振り)白バドの抜群ブリザードランス+等倍ブリザードランスをたべのこし2回込みで85%耐え

よくいるチオンジェンではあるが、対面からだとなんでもテラス込みでなんでも一発は耐えてくれるのでやどりぎをいれて体力管理をしつつ、試合のプランを組み立てるのに役立った。また、ムゲンダイナが呼びやすいドオー、キョジオーンといったポケモンにめっぽう強く相手が突破できないといったこともしばしば。

対伝説においてもみがわりのないテラパゴス、フェアリーや格闘テラス以外の黒バド、ルギア、カイオーガ、白バド等に強かった。禁止伝説系の専用技はPPが少ないことも多いので、みがまもでPPを枯らせることもあった。自分がレート2000に足を踏み入れる上で必要なポケモンであった。

 

 

水ウーラオスこだわりスカーフ

テラスタイプ:みず

175-200(252)-121(4)-*-80-149(252)

すいりゅうれんだ/インファイト/とんぼがえり/アクアジェット

A:特化

S:準速(スカーフ込みで最速バド抜き)

ダイナチオンに強いパオジアン対策で採用。そこまで選出率が高いわけではなかったが、出した際にはウーラオスとしてのしっかりと発揮してくれた。ただ水ウーラを選出する時に裏2体がほぼ確実にパオに弱くなるので、脳死で蜻蛉返りを押すととてもよろしくないことがおきる。

パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ:こおり

特性:わざわいのつるぎ

159(28)-187(252)-101(4)-*-105(156)-164(68)

つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて/つるぎのまい

A:特化

S:最速ウーラオス抜き

HD:黒バドのC252テラスドレインキッスを75パーセント耐え

EF下でのC252↑ミライドンの−2流星+-4流星を92.93%耐え

 

前期の構築より、水ウーラがきつかったので、Sを上げての採用。前期と同じようにDに振ることで、特殊ポケモンを無理やり起点にして先制技で全抜きを狙う。主にミライドン構築や受け構築に投げたが、起点作成ポケモンがパーティにいないため、前期構築よりも扱いが難しかった。



ハッサム@こだわりハチマキ

テラスタイプ:ひこう

特性:テクニシャン

177(252)-179(100)-120-*-121(164)-85

バレットパンチ/はたきおとす/ダブルウイング/とんぼがえり

宿木込みでc187カミの眼鏡テラスムーンフォースを96.1%で2耐え

ダイナチオンが辛目なハバタクカミに対して強い枠として採用。Dに振ることで相手がバレットしない読みで居座っても一度であれば問題ない。また、ある程度の受け崩しとしても採用した。

 

 

 

選出:

vsコライドン(グライ、フロル以外)

チオン+ダイナ@1(ハッサム多め)

チオンジェンでテラスを切って、チオン+ダイナのサイクルで相手を疲弊させる。初手コラ挑んで剣の舞をされることもあったが、テラスニトチャでは死なないため、チオンジェンがやられてもダイナで上をとっている前提で立ち回った。

 

vsコライドン+フロルorグライ

ダイナ+@2(ハッサム多め)

立ち回りが窮屈になるが、ダイナ初手でないと安定度が低いため、仕方なくこの選出。

 

vsミライドン

ムゲンダイナ+パオ@1

ムゲンダイナをミライドンが倒す技としては、りゅうせいぐんor氷テラバーストであるため、すばやさがミライドンに負けている場合、裏のパオジアンで起点にして、全抜きを狙いに行く。しかし、思ったより初手にりゅうせいぐんを打たれた際にパオが止められてしまうことが多かったため、構築を改良してもっと良い動きができるようにした方がいい。

vs黒バド

相手の構築を見て判断。ダイナチオン@1が多い。

vsザシアン

初手+メタモンダイナ

初手を倒させて相手のザシアンをコピーしてダイナと2体で制圧する。

 

vs白バド

水ウーラチオンダイナ

チオンジェンを相手が倒せないことが多い。(やどりぎバドなどの火力がない場合、交代際にチオンジェンがブリランを受けてからでも勝てる。)

 

vsテラパゴス

ダイナチオン@1

初手でアドバンテージを取った後にTODをすることをねらう。テラパゴスをダイナで無理やり攻撃するとロックカットする暇はないため、裏にウーラかパオをおけば上から倒せる。

 

vsカイオーガ

ダイナチオン@1

水ウーラとちいさくなるポケモンに注意してたたかう。

 

きつかったポケモン

・撒菱ディンルー

初手にダイナ、チオンのどちらを出しても仕事をされてしまうためパオ、ハッサム、ウーラの誰かを出さないといけないが相手の伝説ポケモンとディンルーのどちらを初手に出すかの択になってしまう。また後者の3体を出しても仕事をされてしまうのできつい。

ヒードラン+水ウーラ受け

ダイナ構築の宿命。チオンジェンで、まもみがして無理やり削るか水ウーラでテラスを切らせてダイナで一貫をとりにいくしかない。

・こちらより早いみがまもダイナ

最終日一回だけ当たったが、何もできず降参した。

ハチマキコライドン+毒菱まき

ハチマキコライはダイナより早いため、それだけでもきつい。しかし、チオンジェン初手なら初手でアドバンテージをとってなんとかできなくはないが、初手にテラスを切った上で何もできずにやられるのでとくにきつい。

 

 

最後に

最後は溶かしてしまいましたが、レート2000に到達したこと、また最終日に3桁帯で戦う経験自体が初めてだったので楽しかったです!自分のプレイングミスであったり構築に甘い部分があったりしたと思うので、まずは最終順位300位以内を目指して頑張ります!

←最高レート →最終レート

 

【シーズン20 最終985位】晴古来エルフ

 

初めまして!

今回、初めてランクバトルで3桁順位を達成することができたので、構築を紹介したいと思います!ぜひ読んでいってください!

 

・構築経緯

・レンタル

・使用ポケモン

  ・コライドン

  ・エルフーン

  ・パオジアン

  ・ハバタクカミ

  ・ラウドボーン

  ・イダイナキバ

・選出

・きつかったポケモン

・最後に

 

 

構築経緯

レギュレーションGに入ってから様々な型のコライドンを使用していたところ、カバルドン、ヘイラッシャがやはり重かった。また、コライドンにテラスタルを切らないで行動する必要があると感じたのでスカーフコライドン、またその引先として裏まで圧がかけやすいやどみがエルフーンを採用した。

また、禁止伝説は先制技を覚えないことが多いので先制技で相手に対してイージーウィンを狙える剣舞珠パオジアンを採用した。また特殊技での崩し手段としてコライドンと相性が良い眼鏡ハバタクカミを採用した。

ここまでで相手のザシアンや白バドといった物理禁止伝説への対抗手段が少なかったので「てんねん」で相手の積み技を無視しつつタイプ上そこに対して有利なラウドボーンを採用した。

最後に毒菱+テラパゴスやルナアーラといった瞑想による特殊の積みポケモンにたいして強く出られる挑発イダイナキバを採用して構築が完成した。

 

レンタル

 

使用ポケモン


コライドン@こだわりスカーフ

テラスタイプ:ほのお

特性:こだいかっせい

175-205(252)-136(4)-*-120-187(252)

フレアドライブ/アクセルブレイク/げきりん/とんぼがえり

<調整>

・A 縛る範囲を増やしたいため特化

・B あまり

・S できるだけ多くのポケモンを上から攻撃したいため準速

 

シンプルなASコライドンだが準速×スカーフにより、初手の対面でテラスを強要されないこと、また相手のS+1コライドンの上を取れることが強かった。

初手でテラスを強要されるとステロを撒かれた際にサイクル負けしやすく、また本構築では他のポケモンにテラスを切りたいことも多かったため、相手のミラコラパオに対してテラスを強要されにくいアドバンテージはかなり大きいと感じた。

コライドンは相手の禁伝による対策が難しく多くの構築が一般ポケモンで露骨な対策を考えているため、相手の選出がわかりやすく使い得なポケモンであると感じた。

また本構築はコライドンの晴れを使うため、選出率が高く(100%)、自分で火力を出すだけでなくサポート性能も高いコライドンは選出のパワーを上げるという点において他の禁伝に勝ると思った。

テラスタイプはフレアドライブの威力を上げつつ耐性を変えられるほのおとした。

 

エルフーン@たべのこし

テラスタイプ:ノーマル

特性:ようりょくそ

167(252)-*-126(164)-97-120-162(92)

やどりぎのたね/ムーンフォース/アンコール/みがわり

<調整>

・H 振り切り

・B グライオン、ラッシャ、カバルドンといったポケモンに強く出るためあまり全て

・S 最速グライオン抜き

 

一言で言うとエルフーン界の革命児

元のいたずらごころエルフーンとしての性能(相手の上から変化技を打つ)をほとんど落とさずにやれることを増やした。

例を挙げると

・晴下で、パオジアンやミライドン(スカーフも込み)に対して上からムーンフォースを打てる

・晴れが切れた後にミライドンのボルトチェンジに対して下からやどりぎのたねが打てる

・あくタイプのポケモン(オーロンゲ等)に相手から見えないアンコールを押せる

といったことが挙げられる。

特にミライロンゲといった構築に対してはロンゲがエルフーンに対して挑発から入ってくることがなく、アンコール→パオジアンが全抜きというルートが多く、相手から見えない勝ちルートの大切さを教えてくれた。

元々、コライドンを受けてくるポケモンは耐久力に数値が拠っているためいたずらごころでなくとも上が取れることが多く、特性がようりょくそであることの利点の方が多かった。

またエルフーンであるため、相手が積み技を押しにくい(いたずらごころ警戒)といった圧力の面も勝利に貢献してくれたポイントの一つであると思う。

後続のパオジアン(後述)のサポートであったり、コライカミで崩すのが難しい並び(例:ラッシャドオー)に対する詰ませ、またグライオンに対して詰み状況にならないことや、ウーラオスに強いこと(選出抑制も含めて)など本当に活躍してくれた。

テラスタイプはアストラルビットの一貫を切れるノーマル。

パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ:こおり

特性:わざわいのつるぎ

167(92)-187(252)-101(4)-*-101(124)-160(36)

つららおとし/こおりのつぶて/ふいうち/つるぎのまい

<調整>

・H 8n-1

・A 特化

  等倍テラスH252未来に対して+2テラス礫 79.3%~

  無振り黒バドに対して+2テラス礫 113.2%~

  無振りテラスH252コライに対して+2 不意 62.5%で乱数一発

・HD 臆病黒バドのテラスドレインキッス68.75%耐え

    控えめミライドンのEF下パラポラチャージ確定耐え

・S 遅いチョッキミライドン抜き

 

先制技で禁止伝説を貫く最強の剣。

現環境のTOP3の禁止伝説(ミラコラ黒バド)に対して、剣の舞+テラスにより、先制技だけで突破することができるためてんねん+氷技半減となるポケモンがいない構築に積極的に選出していた。またこの理由により試合のプランが立てやすく、エルフーンと合わせて再現性のある勝利を作りやすかった。

特にこちらの構築に対してウーラオスを出しにくい影響で、ヘイラッシャを採用しにくいミライドン軸に対してめっぽう強くハッサムに対しては不意打ち、アーマーガアに対しては氷テラスつららでワンパンでき、オーロンゲに対しても壁を枯らした上でいたずらごころの上から氷テラス礫で倒せるので3タテできる試合が多かった。

また、このポケモンは氷タイプ半減+攻撃技を押さないポケモンに対して弱いが、その場合エルフーンが強くでられるので役割の相性も良かった。

 

 

ハバタクカミ@こだわりメガネ

テラスタイプ:フェアリー

特性:こだいかっせい

133(20)-*-80(36)-180(196)-156(4)-205(252)

ムーンフォース/シャドーボール/ドレインキッス/10まんボルト

<調整>

プレシャスボールで配布されたカミをそのまま使用

・S 最速

 

シンプルに強いハバタクカミ。

コライドン受けのヘイラッシャ+対面駒2枚のように選出している構築に対して1ターンで受けられなくさせられる。フェアリーの一貫を切ろうとするとコライドンに隙を見せやすいため、やはりコライカミの相性の良さは間違いなく一級品であった。10万ボルトはコライカミ受けがヘイラッシャ+アーマーガアであった際にエルフーンを出しにくいため採用。

イダイナキバ@きあいのタスキ

テラスタイプ:ノーマル

特性:こだいかっせい

193(20)-181(236)-151-*-73-152(252)

じしん/はたきおとす/こうそくスピン/ちょうはつ

<調整>

HB 晴下でウーラオスの意地鉢巻水テラス水流確定耐え

S 特化(+1で黒バド抜き),(最速キラフロル、テラパゴス抜き)

A あまり全部

 

毒菱+瞑想を積む特殊伝説(ルギア、ルナアーラ、テラパゴス)がきつかったので採用。瞑想を積むルギアやルナアーラは耐久を振っており、最速ではないと仮定して採用にいたった。

今シーズンは禁伝の以上耐久による瞑想+回復技によりコライカミの並びを突破しようとする構築が多く、挑発が刺さった。またはたき落とすを採用することにより、スカーフ黒バドがテラスしてきた場合も裏のコライドンや晴下カミによる処理を可能にした。

ラスタルはアスビの一貫を切られるノーマルとしたが、一度も切らなかったので一向の余地あり。

こだいかっせいを発動する機会はあまりなかったが、それでもなお強かった。

ラウドボーン@オボンのみ

テラスタイプ:どく

特性:てんねん

211(252)-*-167(252)-130-96(4)-86

フレアソング/たたりめ/あくび/なまける

<調整>

HB 特化

D あまり

 

ザシアンやバドレックスなど上から殴るサイクルが出来なさそうな禁止伝説に対して選出していた。てんねんのポケモンでコライカミと組まれることが多いポケモンとしてヘイラッシャが挙げられるが、

・白バドレックスにより強い

・晴れとのシナジーがある

・再生技がある

この3点を評価して採用した。(またヘイラッシャを使いたくないと言う個人的な好みもある。)他のポケモンが受けよりでないこともあり、一度相手の伝説を下げさせた後の動かし方が難しかったが特性、技、数値ともに無難に強かった。

選出

vsコライドン

コライ+カミorエルフ@1

相手のコライドン、カミにどちらにも即負けしないようにコライドンから入るが、そこからの動きは相手の並びによる。相手してて一番難しかった。

vsミライドンand黒バド(ラッシャと毒菱なし)

コライ+エルフ+パオ

取り巻きが上の条件を満たすと、パオの剣舞+先制技がとても止めにくいのでパオジアンで如何にして剣の舞を積むかを考える。

vsザシアン、白バド

コライ+ラウド@1(カミ多め)

相手を疲弊させてスカーフコライを通す試合になる。トリルを巻かれた場合は多少無理をしてでもターンを枯らさないといけない。(エルフーンいたずらごころでない弊害)

ザシアン構築はザシアン+コライ受け@1の日選出が多かったので、古来受けを疲弊させることを目標とする。

vs毒菱、ルギア、テラパゴス、ルナアーラ

コライ+キバ+パオorカミ

相手の毒菱巻きがフロルまた鬼火を撒けるポケモン(Gマタドガス等)であれば、キバから入り、それ以外であればコライから入る。禁止伝説にキバで挑発を入れてこちらの残り2体の超パワーで捩じ伏せる。

 

きつかったポケモン

・襷電磁波ハバタクカミ

初手に誰を出しても1匹持っていかれるorテラスを切った麻痺状態のコライかカミが残るので試合展開がかなりきつい。

このためにイダイナキバのじしんをじならしにしてもいいかもしれない。

・かまどのめんオーガポン

初手にイダイナキバかコライドンしか出したくないが、コライドンをおいても蔦棍棒が痛くなるので行動を制限されやすく、相手の試合ペースに持って行かれやすい。ただ、少し削れば裏のポケモン圏内には持って行きやすい。

・ザシアン+ランドロス

ランドロスに対して一番強いパオジアンが選出できないのできつい。またランドロスエルフーンの下から蜻蛉返りができるのも辛い。

・ホウオウ+ヘイラッシャ

ホウオウの崩し手段がテラスしてくれないと逆鱗orパオジアンで剣の舞をするになるが、ヘイラッシャに拒否されやすいためかなり不利なゲームになる。が、前期当たらなかった。

最後に

スカーレットバイオレットで初の3桁を達成することができ、とても嬉しいです。今回は初めてということもあって、この順位で止めてしまいましたが、次回からは臆さず潜れるように頑張ります。まだまだプレイングミスや構築の穴など、至らぬポイントはありますが、一つずつ克服、成長したいと思います!